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映画「くじけないで」キャスト あらすじ ネタバレ [邦画2013]

90代で詩作を始め、
8年後その詩集がベストセラーとなった詩人・柴田トヨさん。

2013年1月、101歳でお亡くなりになりましたが、
その彼女が、なぜ詩を書きはじめたのか、
そんなエピソードなどを盛り込んだヒューマンドラマが
映画化されました。

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配役には、晩年のトヨさん役に八千草薫氏、
若い頃の彼女を檀れい氏、芦田愛菜氏。
トヨさんの息子役に武田鉄矢氏。
監督は『60歳のラブレター』で知られる深川栄洋氏。


そのお話は(ネタバレ含みます)
柴田トヨさんは明治44年、栃木県に生まれ。
裕福な米穀商の一人娘。
しかし家が傾き、家計を支えるために奉公に出て
大変な苦労を重ねます。

33歳で結婚、長男の健一が誕生。

詩作をはじめたのは、90歳を過ぎた頃。
長男・健一が勧めたのが発端だった。

やがて98歳で出版した詩集『くじけないで』が、
詩集では異例の168万部を、
その第二詩集『百歳』と合わせると累計200万部を超える
ベストセラーとなった。

そして詩集はアジア、ヨーロッパなど海外でも翻訳・出版

彼女の綴られる言葉は、
共感を呼び、人々は勇気づけられていく……。

非常にシンプルな映画です。

でも、それだからこそ非常に難しい演技や演出を
求められ、それに応えられる一品。

ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射しやそよ風は
えこひいきしない
夢は
平等に見られるのよ
私 辛いことが
あったけれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに


柴田トヨ詩集から抜粋


人はいくつになっても、夢をやり遂げられる。
人生をあきらめずに、前向きで生きていけるという、
希望をもらえる気がしてくるでしょう。

また、作品ではトヨさんの過ぎていった年月が、
詩集同様に丁寧に描かれていて、共感を誘います。

人は(特に日本は)今「何歳」が大事だと思っている。
それがいかにつまらない考えなのかということを
教えてくれてもいるようです。

不肖の息子、健一役の武田氏は
『トヨさんって、きっといいことを一つ、
不幸の中から見つけ出す能力があったと思うんです。
そういうおばあさんに映画の中で是非出会っていただきたいですね』
と、新聞のインタビューで語っています。

また、「老い方」についてもとても大事なことを示唆して
いるのでは、と指摘されました。

八千草薫氏のしっとりとした演技、
武田鉄矢氏の情けないけどあったかい息子の演技に
あなたも沢山笑って、泣いてください。





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