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映画「ソーシャルネットワーク」 地上波初放送!あらすじ ネタバレ [洋画2011]

誰もが知っている「Facebook」
それはある大学の学生が、創設したことはご存知のことと思います。
この作品は、そのSNSが誕生する過程を追ったヒューマンドラマです。

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監督は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」で知られる
デヴィッド・フィンチャー氏
SNS創設から数年で億万長者になったある学生の人生を浮き彫りにしました。

気になるお話は(ネタバレ含みます)
2003年、ハーバード大学2年の学生マーク・ザッカーバーグ
(ジェシー・アイゼンバーグ)は、
パソコンが得意で、高校時代からハッカーとしても優秀だった。
しかし、人付き合いは苦手で、彼女でもあるエリカ(ルーニー・マーラ)は
そんな彼にやきもきし、別れることに。

マークは寮の自室で、自分のブログに彼女についてよくないことを
書いていたが、次第にエスカレートし、ついには大学寮の名簿をハッキングし、
女子学生たちの写真にランク付けするというサイト作りに没頭する始末。

ちなみにこのサイト「フェイスマッシュ」は
2時間で22,000アクセスを獲得し、彼の名前はハーバード大学中に
知れ渡ることに。

これがSNS「フェイスブック」の誕生である。

翌2004年。
資産家で、オリンピック出場が期待されるボート部に所属する
双子のウィンクルボス兄弟が、学内の男女のネット上の出会いの場
「ハーバードコネクション」 を立ち上げるために
マークに協力を要請していたにもかかわらず、
マークは勝手に「フェイスブック」を作り上げたので、
彼らは、父親の会社の弁護士を介して知的財産の盗用として停止警告を送った。

その一方で「フェイスブック」の共同創業者、エドゥアルド・サベリン
(アンドリュー・ガーフィールド)とマークは
NYへ広告スポンサー候補との会合に出かけ、
若干19歳で「ナップスター」を作ったショーン・パーカー
(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会う。
ショーンは「フェイスブック」は目標評価額が10億ドルだ、とアドバイス。
さらに成長させるためにカリフォルニアに来るようにと誘いをかける。
マークはスタッフやサーバーを増設し、ショーンは投資家たちとのミーティングを設定。
それに怒ったのは共同創業者エドゥアルド。
彼は会社の口座を凍結してしまう。
さらに創業者としての権利を主張し、マークは双子の資産家ウィンクルボス兄弟と
共同経営社の2組から訴えられてしまう。


コンピュータ、ネットに関してはかなり詳しい主人公マーク
しかし人との付き合いはかなり不器用。
最も、最後まで一人の彼女に固執しているところは、
子供のまま成長しちゃったかな、という印象を受けます。

テンポよく進むストーリーは観ていて飽きがきません。
それにしても、世界5~10億人が利用するとも言われているSNSの原点が
女子学生のランク付けというのは、いささか拍子抜けもしますが、
昔から偉大な発明とは、日常のほんのささいなことが
きっかけで生まれてくるものなので、これもその一つなのでしょう。

この急成長を遂げるネット世界は一体何処までいくのでしょう。
IT関係者のみならず、ネットを利用するなら是非ともその
裏事情を知っておきたい作品ですね。

映画「ソーシャルネットワーク」は
11月6日(水)TBS系にて21:00よりオンエア。

地上波初放送です。




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映画 「完全なる報復」 地上波初放送!あらすじ ネタバレ [洋画2011]

ジェラルド・バトラー氏主演で贈る
クライム・サスペンスが地上波初放送です

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強盗に妻子の命を奪われた主人公が、
その犯人と不当な裁きを下した司法に
復讐を仕掛けようとする。
敏腕検事役にジェイミー・フォックス氏。
彼は法の欠陥箇所を知りながらも司法取引を進め、
主人公に恨みを抱かせる役に扮しています。

気になるお話は(ネタバレ含みます)
場所はアメリカ・フィラデルフィア。
幸せな日々を送っていたとある家族。
そのクライド(ジェラルド・バトラー)は、目の前で強盗によって妻子の命を
無残にも奪われてしまった。犯人は逮捕されるも、担当検事ニック
(ジェイミー・フォックス)の個人的理由によって独断で司法取引が行われ、
犯人は極刑を免れることになった。

それから10年後。短い刑期を終えたその犯人がある日命を奪われる。
犯人はクライドだった。
彼は自分が罪を犯したことを認め、司法制度の不備と整備を訴えた。
そして、もし変わらなければ、裁判に関わった全ての人間の命は保障しないと
予告したのだった。
勿論クライドは収監される。
そして10年前の犯人の弁護士、裁判を担当した判事が次々に亡くなる。

検事ニックは、仲間の無念を晴らすため、懸命に行動するが
クライドの共謀者がいるのか、その独房からの凶行の謎は皆目検討がつかなかった。
その間にもクライドの正義の名の下に行われる報復はとどまることを知らず、
やがて都市全体にその影が広がっていく。

平凡な家族を襲った突然の不幸。
主人公の気持ちが痛切に伝わってきます。
決して許されない行為ではあるけれども、
一体人はどこで線引きをすれば救われるのか。

自分の人生をかけて、奪い去ったものに対する報復。
ただ犯人の命だけにとどまらず、司法にまで
その手をのばすのは斬新であり、見事な作品です。

さて、何故彼は独房にいたのに次々と計画を
成功させることが出来たのでしょうか?

共犯者はいません。
よくある手で、行ったり来たりしてたんです

この作品は、いろいろ司法や裁判について
もっとよく知る必要があるということを教えているような気がします。
必ずしも、クライドに降りかかった不幸な事件は
他人事ではないのですから。

映画「完全なる報復」は11月6日(水)
テレビ東京系「午後のロードショー」(13:25~)でオンエア






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コンテイジョン 映画 あらすじ ネタバレ 感想 [洋画2011]



スティーブン・ソダーバーグ監督(「トラフィック」「オーシャンズ11」など)が、

マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット

ローレンス・フィッシュバーンなど多才な豪華キャストを迎えて描くサスペンス映画が

深夜枠で初登場です


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内容は、

新種のウィルスが地球規模で感染拡大する恐怖を描いています。

目に見えない脅威に、人々はパニックに襲われ、

その恐怖の中で必死に生き残るために模索するお話です。



気になるあらすじは(ネタバレ含みます)


ミッチ(マット・デイモン)の妻でベス(グウィネス・パルトロー)は、

出張後、シカゴで元恋人と会っていたが、せきと熱に悩まされ始める。

また、同じころには諸外国で彼女と似たような症状で亡くなる人々が続出する。



フリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、

もしかしたら伝染病ではないか、と考え始める。

そして政府が、実はその事実を隠しているのではないか、と思いネットで指摘する。



一方ベスはその2日後に、続けてその子供でもあるクラークも命を落としてしまう。



報告を受けた世界保健機構(WHO)アトランタの疾病予防センター(CDC)が

調査に乗り出し、エリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)の

指示でミネソタに派遣されたDrエリン・ミアーズ(ケイト・ウィンスレット)は、

感染が疑われた人々の隔離を実施し、カリフォルニア大学の医師が、

コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスであることを解明するも、

治療法もワクチンもない状態になる。



WHOは、48時間以内にウィルスが世界各都市に拡散すると宣告する。

ワクチン開発に全力が注がれる。しかし、ウィルスは変異しさらに

速度を上げて拡大してしまう。

またネットでは、「米仏が治療薬を極秘に製造している」との噂が

広まり、挙句に果てに「身代金はワクチン」だという誘拐事件まで起こってしまう。





さて、ウイルスの恐怖映画といえば「アウトブレイク」

エボラ出血熱を連想させる致死率100%というパニックを描き、

人→人へ空気感染する瞬間の視覚化まで試みていた作品です。

 

それに比べ、この「コンテイジョン」は、その致死率が20~30%という

きわめて現実的な設定です。

実際、この作品はサスペンス&スリリング展開というより

じわじわと不気味さを感じさせます。

S・ソダーバーグ監督は、実際そのウイルスを視覚を無効化させるという

「見えない恐怖」を熟知している人物の一人。

個人的にはスティーブン・スピルバーグ氏もこの手法を取り入れている

有名な監督の一人でしょう。



そのウィスルの進行状況を「発生×日目」というテロップで映し出し、

淡々と時間だけが過ぎていく虚しい状況を表現しています。

また、フリーのブロガーが発信する情報が人々を混乱に招き入れる

という逸話も今風。



そしてラスト

「ベスがどうウィルスに感染したか?」

感染経路の構成が、また一層この作品が実は虚無でなく、

現実に起こりうるものだという暗示を髣髴とさせます。



密林の開発(破壊)は新たな野生動物を発見するでしょう。

しかし、すべての生命体が人にとってラッキーではなく、

ウィルスなど人に害をなすものが

密林という「隔離された檻」のおかげで

封じ込められてきたと考えれば、

安易に壊すことは自滅を招き入れない・・・・と

語っているかのようです。



映画「コンテイジョン」は日テレ系「映画天国」にて
10月28日月曜深夜1:59~オンエア

翌日のお出かけが慎重になるかもです。





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