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映画「レギオン」地上波放送 あらすじ ネタバレ 続編の話も [洋画2010]

映画「レギオン」がテレビ東京系「午後のロードショー」枠で
12月2日地上波初放送されました

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神があらゆることで人類を試す。
そして審判を下すべく、地上に降り立った天使
そんな中、人々を救うため、翼を捨てた天使がいた。

神VS人類:ミカエルの戦いを描いたアクション・スリラー映画です。

監督はおなじみ『アイアンマン』や『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』などの
視覚効果を手掛けたスコット・スチュアート氏
出演は「ダ・ヴィンチ・コード」のポール・ベタニー氏と
「バンテージ・ポイント」のデニス・クエイド氏。

ポール氏が演じるのが、人側についた大天使ミカエル。
そのセクシーな姿は必見かも!

お話は(ネタバレ含みます)

舞台はある砂漠にある田舎町。そこに小さなダイナーがあった。
そこに1人の老婆が客として訪れる。
しかしその老婆は突然変異したと思ったら、怪物となり、
天井を駆け上がった。
一方ダイナーの外は虫の大群に取り囲まれていた。

店の人々が恐怖に震え上がっていると、どこからともなく武装した男が、現れる。
彼はミカエルと名乗り、
「これは堕落した人類を見限った神が、世界を浄化するための行動」だと話す。

ところで、ダイナーにはウェイトレスをしているチャーリー
(エイドリアンヌ・パリッキ)がいた。
なんと、彼女は妊娠していて、それどころか
「お腹の子が無事に育つことが、人類を救う唯一の方法」
だというのだった。

ミカエルの正体は、人側についた大天使だった。

やがて、天使軍団「レギオン」が現れる。
そのリーダーは鋼鉄の翼を持つ大天使ガブリエル(ケヴィン・デュランド)だった・・・。

〇宗教(悪魔・天使)映画としての雰囲気も楽しめる一品です。

「神」という見えない存在をメインにおき、
理不尽、残虐非道、報われない善、増長する悪など
繰り返される歴史の中で、ある疑問が人々の胸に生じます。

「神は平等であり、存在しうるのか?」

それに対する答えは
「信じるものは救われる」

この映画に登場するメインの天使はミカエルとガブリエル。
その二人が闘うのが見所でしょう。

ミカエルは、天使でありながら人間の武器を使い、
ガブリエルは鎧を身につけ、様々なアイテムを駆使します。

大天使たちとは言うものの、人間味あふれるバトルシーンです。

人類存亡をかけるという大きなテーマであるにもかかわらず、
舞台は小さな田舎町。

案外、人生もしくは生き死にというのは
そういった人知れず、小さな場所で
ひっそりと行われているものなのかもしれません。

ラスト近くで、ミカエルは命を落としてしまいますが、
デニス・クエイド氏演じるダイナーの主人が、
自らの命を顧みず、敵対するガブリエルを店ごと爆破する展開は
観ているものの目を決して捉えて放さない臨場感があります。

ただ、その意志は実らなかったのが残念ですが、
神に評価され、ミカエルは復活したのには理由があるのでしょうか。


ちなみに少し前の話ですが、「レギオン」のTV版続編の話がありました。
映画のオリジナルキャストが出演するかどうかは発表されていない
とのことで詳細は未定ですが、もし実現するなら是非観てみたいですね!





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映画「リミット」地上波初登場! 結末は? [洋画2010]

この作品は、なんと全編一人芝居!

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この奇想天外なシチュエーションに
「2010 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」で、
インディペンデント映画トップ10の中の1本に選ばれ、
ゴヤ賞の最優秀脚本賞も受賞しました。

内容は
ある男が棺に入れられたまま地中に生き埋めにされ、
手元にある道具を頼りに、脱出を試みるスリラー。

新鋭監督のロドリゴ・コルテス氏が、全編通して暗闇状態で
展開させる大胆な演出を披露し、異色の脱出劇を構築。

その生き埋め主人公を演じたのは、
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でおなじみのライアン・レイノルズ氏。

ちなみに彼に与えられた道具は
ライター、携帯電話、ペンとナイフそしてお酒。
これらを駆使して地上へ戻る彼の奮闘戦が見ものです

気になるお話は(ネタバレ含みます)

場所はイラク。
民間トラックのドライバーとして働くポール(ライアン・レイノルズ)は、
ある日何者かに襲われ、棺に入れられ土中に埋められてしまう。

意識を取り戻したポールは、自分の手元にライターと携帯電話
ペン、ナイフそして酒が一緒に入っていることを知るが、
残存する空気量を考えるとタイムリミットが90分前後だと気づく
彼は携帯電話で助けを求めるも、電話交換手の対応は冷ややか。
アメリカ国内以外の緊急には対応できないと電話を切られてしまう。
また、会社に電話するも留守番電話。
そして自分が住んでいたオハイオ警察、FBIにも電話するも
どの相手も彼の事象を把握することなく、緊急事態だということを
理解してくれなかった。
やむなく自宅に電話するも留守番電話。

やがて助けが来ないと思い込み、認知症で憶えていないであろう
老人ホームにいる母親に、別れの言葉を告げるために電話をかける。

人は絶望の淵に追いやられると、
途方もなく生というものに無意識にしがみつく。
しかし、その当たり前のことすら
現状で維持困難であったら・・・・

ラストはバッドエンドで終わってしまいますが、
理不尽な事象は何時自分の身にふりかかっても
おかしくないのだと痛感します。

出演者は1名。撮影場所は 棺の中。照明はライター、携帯電話。
スクリーンの中で演じているだけと分かっていても
この息苦しさは消えない。

彼は「最近救出された男は誰」と政府機関に問い合わせ、
「マーク・ホワイトという学生だ」といわれ安堵するも
ラストで実際それがウソであったことを解き明かす演出は
やや困難さを秘めているものの、理不尽な世界をじわじわと
我々に知らしめているようで、かえって不気味です。

自分の身におきかえたら怖くて眠れなくなりそうです。

そんな映画「リミット」は11月2日テレビ東京系「サタ・シネ」で
深夜3:15~オンエアです





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